東京フィルメックス 映画「KOTOKO」Cocco初主演 日本初上映
ライブ・映画に共通することですが、良い作品としての1つの判断基準として
見終わったあとに「良かった」と感じるだけでなく、
半日・一日経過してもフラッシュバックのように
場面場面が思い出され、時がたては経つほど、「また見たい」という欲求に脳が支配される。
Coccoのライブも、そして今回の「KOTOKO」も、そういう作品です。
映画自体はバイオレンスで目を思わず背けたくなるようなシーンもありますが、
見終わった半日経過した今感じるのは、すごく愛に包まれた作品だったなと思ってます。
ネタバレになりますが、1シーンだけ強烈に心に響いたシーン
リストカットした血まみれの腕を見ながら、
「海の匂いがする・・・・」
映画というよりは、ドキュメンタリー的な要素を多分に含んだ作品でした。
Coccoありきで作った映画であり、私自身もCoccoありきで、見たいと思った映画であり、
Coccoの死生観・歌の世界・生き方・考え方を知っている方なら、
より一層深く感じられることが多いと思います。
終盤のたたみこむ展開も終わり方も好きです。
KOTOKOのこの後の未来は希望なんでしょうか?絶望なんでしょうか?それとも・・・
入場前にもらったチラシの裏にこう書いてあります
私の人生を注ぎました。-Cocco-
○KOTOKO
http://www.kotoko-movie.com/